今週の星空のページ

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2003.10.12更新

小惑星パラスが衝

10月14日(火)、午前0時過ぎ、小惑星パラスが衝になります。

(「突」をつけると大変なことになるので、勘違いしないでください)

衝とは、満月のように太陽の反対側にくることで、そのころ最も近づき、明るくなります。

パラスは1802年、史上2番目にみつかった小惑星です。

それまではケレスしかなかったので、ケレスは新しい惑星だと思われていたわけです。

ケレスは1801年1月1日(19世紀の初日)に火星と木星の間に見つかりました。

その後、小惑星は次々に見つかり、今では43万個をこえています。

パラスは衝のときでも8等級程度なので、見るには双眼鏡か望遠鏡が必要です。

左は10月14日午前0時頃の南の空、右は13日〜22日のパラスの位置です。

図はアストロアーツ製ステラナビゲータを使用して作成しました。


今週の星空(10月15日20時00分)

北の空

南の空
図はアストロアーツ製ステラナビゲータで作成


今週の月・惑星

満月から下弦です。10月は日付に4をたすと月齢と同じになっています。
水星 太陽に近くて見えません。
金星 太陽に近くて見えません。
火星 宵のうちから南東の空に見え、1時半頃しずみます。
木星 明け方の東の低い空に見えます。
土星 夜半前に東の空にのぼってきます。

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