土星が留
- ３月８日(月)、土星が留になります。
- 留とは、惑星がまわりの恒星に対して東西どちらにも動かないときのことです。
- 惑星は太陽のまわりをまわっているため、まわりの恒星に対して動いてみえます。
- そのため、毎日わずかずつ位置がずれていきます。
- ふだんは恒星に対して西から東（右から左）へずれていき、それを順行といいます。
- 外惑星が地球に追い越されるころ、内惑星が地球を追い越すころは、逆に動くので逆行といいます。
- その切り替えのときは止まって見えるので、それを留というわけです。
- 土星は衝になったばかりなので逆行していましたから、これから順行になります。
- ３月８日午後７時30分の南の空です。
- 図はアストロアーツ製ステラナビゲータを使用して作成しました。
- 留とは、惑星がまわりの恒星に対して東西どちらにも動かないときのことです。
今週の星空(３月10日20時00分)
北の空
南の空
今週の月・惑星
| 月 | 満月から下弦です。３月上旬は日付に９をたすと月齢と同じになっています。 |
| 水星 | 太陽に近くて見えません。 |
| 金星 | 日没後の西の空に明るく見えます。 |
| 火星 | 宵のうちから南西の空に見え、22時頃しずみます。 |
| 木星 | 19時頃東の空にのぼってきます。 |
| 土星 | 日没後東の空に見え、３時頃沈みます。 |