2000.11.22 作成
四国88カ所のお参りの3日目(最終日)です。
台風も去っていい天気になりました。
本堂は15世紀から16世紀はじめに大修復されました。
また、昭和34年に解体修理し、重要文化財に指定されています。
68番 神恵院(じんねいん)
69番の観音寺と境内がつづいている感じで、観音寺から階段を上ったところに本堂があります。
納経所は観音寺と一緒になっていて、書も2ついっぺんに同じ方が書かれました。
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まわりはたんぼになっている寺です。
階段は凝灰角レキ岩でできていて、やわらかいので角がとれて丸くなっていました。
66番 雲辺寺(うんぺんじ)
山の上にあるお寺です。車で行けると思ってひたすら山を登っていきました。
途中、紅葉がとてもきれいでした(左写真)。
しかし、通行止めになっていたので、また降りて反対側のロープウェイで登ることにしました。
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多くの観光客とともに雲辺寺ロープウェイに乗りました。定員101名、往復2000円です。
全長2594m、高低差657mを約7分で結び、速度10m/sは日本一速いそうです。
確かにすれちがいはあっという間でした。
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山頂駅を降りたら、「香川県と愛媛県の県境」の線が引いてあり、思わずまたぎました。
境内にはちょうど五百羅漢をたてているところでした。もうすこしで完成という感じでした。
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左の写真が本堂です。駅から5分ほど歩きました。
境内にはみごとな結晶片岩でできた碑がたっていました。できたてのようでした。
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あいにく霧がでてきたようです。
帰りのロープウェイは霧の中を降り、すぐそこでロープが見えなくなっていました。
65番 三角寺(さんかくじ)
護摩壇が三角形だったのでこの名がついたそうです。
急な階段がありました。本堂の前がせまく、横からしか撮れませんでした。
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急な石造りの階段がありました。石の種類は結晶片岩です。
この南の方の三波川変成帯で採れたものでしょう。
番外 延命寺
番外の延命寺によりました。
今回はここで時間切れ、これから空港へと向かいます。
讃岐富士
空港へ向かうために高速道路を走っていたら、正面に形のいい円錐形の山が見えました。
これが有名な讃岐富士(飯野山)です。標高は400mちょっと。侵食によってできた山です。
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高松空港のすぐ近くにある、初日にぬかした83番の一宮寺によりました。
どこのお寺にいっても案内してくれる看板の小僧さんに感謝の1枚。「お世話になりました!」
羽田に到着
夜の飛行機で帰ってきたので、夜景がきれいでした。
この写真は羽田に到着する寸前に撮ったものです。