入院日記のページ


2001.12.7 作成

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12/1(土) くしゃみ

 *7階のSさんが転院していった。これで残ったのはFさんと僕だけになった。

  Fさんは僕よりリハビリが進んでいて、来週から立つらしいので僕だけとりのこされそうだ。

 *今日、せきやくしゃみをしても痛くないことに気づいた。これまでは痛いのでむりやりとめていた。

  右足のつけねのところの筋肉がめちゃくちゃ痛かったのだが、今はちょっとひきつれる感覚だけになった。

  これなら月曜からの本格的なリハビリにも自信が持てる。

 *卒業生のY崎くんと叔父があいついで来た。叔父はY崎くんが来た2時に約束していたのだが遅れてきた。

  なので、例によって一緒にならずに時間差で来てくれて助かった。ほんとに不思議だ。

 *土曜日恒例の体重測定があった。なんだか体重はもとにもどったようだ。よかった、よかった。

 *書き忘れたが、28日、救急診療科「ER」がスタートした。石原都知事も来てテープカットをしたらしい。

  ニュースでも取り上げられ、病院がTVに写った。24時間体制で医者が5人常駐するそうだ。

  

12/2(日) ざるそば

 *よめさんの実家の母と妹が来てくれた。一緒に2階にあるレストランへ行ってみた。

  実は最近までレストランがあることに気づいていなかった。入院案内にも書いてなかったからだ。

  同室のNさんがよく行っているのでわかったのだ。早速2ヶ月間食べたかったざるそばを注文した。

 *理科のA先生がおいしい洋梨と柿を持ってきてくれた。と、そこへ体育のI先生が野球帰りに寄ってくれた。

  試合はまたボロ負けだったらしい。早く復帰してピッチャーをやらないと・・・。

 *近藤くんが電気石がとれたということで見せにきてくれた。ペグマタイト中にできたものだった。

  だんだん立入禁止でない採集場所がなくなってきたので採るのも大変だそうだ。

 *実にいい天気なので13階に来てから初めて望遠鏡を出した。同室の人と月と土星と木星を見た。

  NさんとMさんはかなり興味をもったようすだった。ステラナビゲータにも驚いたようで、買いたいみたいだった。
病院にて

  そうこうしていると、清水悦子さんが娘の香歩ちゃんと花をもって来てくれたので一緒に見た。

  香歩ちゃんはカメラを向けるとちゃんとポーズをとる。末はモデルか女優か?

  さらにその後、看護婦のAさん、Sさん、Oさんにも見せた。Aさんはとても感激していた。

  Oさんは、「1分だけなら・・・」といってあわただしく見ていった。

 

12/3(月) リハビリ再開

 *京都のSさんがプリンとシュークリームを持って来てくれた。水戸に旅行へ行ってきた帰りだという。

  旅行と言っても、彼女の場合、幕末の水戸天狗党のファンなのでかわった史跡巡りだ。

 *ついにリハビリが本格的に再開した。今週は片足に体重の4分の1を荷重する。来週が半分、再来週が4分の3だ。

  その翌週が片足全荷重なので歩くことができるようになる。そうなれば退院だ。やっとメドがたってきた。

  今日は久々の荷重だったのでちょっと右のかかとが痛い。

 *夜、ふたたび望遠鏡を出した。同室のNさんにリモコンの使い方を教えたら自力で月と木星を入れていた。

  看護婦のNさんに月と木星を見せたところ、ナースステーションで言ったらしく、Kさんも見たいと言って見に来た。

  2人とも感動していた。

  


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