入院日記のページ


2001.9.27 作成

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9/16 救急車を呼ぶ

 車から降りてきたおばさんが駆け寄ってきた。「大丈夫?」・・・大丈夫なわけがない。

 バイクは・・・と見ると、転倒して火の手があがっていた。

 「すみません、左のおしりのポケットに携帯があるので、救急車を呼んでください」携帯は無事だった。

 運転していたらしいおじさんが「免許証は?」というので右のおしりからとってもらった。

 次に携帯で自宅に連絡した。声を聞かせておけば安心するだろうから・・・。

 「事故ったけど意識はあるし大丈夫だから」「えー?なにそれー」「とにかくあとから連絡があると思う」

 次におじさんが僕の携帯から警察へ連絡。さらに「保険はかけてるのか?」と言われたので、その場で連絡。

 さらにまわりを冷静に観察する。荷物、靴、ヘルメットのシールドの散乱位置を確認。

 センターラインとの位置関係から、自分がバイクから25m前方にいることを確認した。

 あいかわらずバイクは炎上している。ときどき小爆発をくりかえしている。

 車のおばさんと電話番号を教えあったところへ救急車が到着した。

 痛くて動けないってのに、ここまでやる人なんているのだろうかと思う...。

 ・・・つづく


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