2001.9.27 作成
車から降りてきたおばさんが駆け寄ってきた。「大丈夫?」・・・大丈夫なわけがない。
バイクは・・・と見ると、転倒して火の手があがっていた。
「すみません、左のおしりのポケットに携帯があるので、救急車を呼んでください」携帯は無事だった。
運転していたらしいおじさんが「免許証は?」というので右のおしりからとってもらった。
次に携帯で自宅に連絡した。声を聞かせておけば安心するだろうから・・・。
「事故ったけど意識はあるし大丈夫だから」「えー?なにそれー」「とにかくあとから連絡があると思う」
次におじさんが僕の携帯から警察へ連絡。さらに「保険はかけてるのか?」と言われたので、その場で連絡。
さらにまわりを冷静に観察する。荷物、靴、ヘルメットのシールドの散乱位置を確認。
センターラインとの位置関係から、自分がバイクから25m前方にいることを確認した。
あいかわらずバイクは炎上している。ときどき小爆発をくりかえしている。
車のおばさんと電話番号を教えあったところへ救急車が到着した。
痛くて動けないってのに、ここまでやる人なんているのだろうかと思う...。
・・・つづく