関西旅行のページ3


1998.8.24 作成

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去る4月30日に京都に修学旅行の下見にいってきました。
以下にそのときのようすをレポートします。

哲学の道

哲学の道 哲学の道

京都駅から銀閣寺方面のバスにのり銀閣寺道でおりると「哲学の道」の入り口の看板があります。

哲学者の西田幾太郎が散策したことからこの名前がつきました。

この道は銀閣へ向かっていき、そこで右におれて南禅寺方面へとのびています。琵琶湖疎水が並行して流れています。

銀閣

銀閣左 銀閣右

いわずと知れた慈照寺銀閣です。室町時代の8代将軍足利義政公が金閣に対抗して建てたものです。

1階は和様の書院造り、2階は唐様です。

立体写真です。平行法で見て下さい。枝や植え込みが手前に浮き出て見えます。

大文字山

大文字山

ふと銀閣の裏手の山を見上げると、一部木がないところがあり、うっすらと「大」の文字がうかんでいました。

「あれが有名な大文字山か。考えてみればよく見たことはなかったな。」ガイドを見ると約40分でのぼれるとありました。

「いいチャンスだ、登ってみよう。」ということでいざ登山開始。

登山口

銀閣裏手の駐車場わきの登山口に看板がありました。

「如意岳」の文字が見えます。大文字山の別称です。

藤 森

登る途中、ふと見上げると上に藤がたくさん咲いていました。青空にマッチしてとてもきれいでした。

新緑の森の中の登山道もとても気持ちよかったです。

大文字

登ること約25分、ついに「大」の文字のところに出ました。これは「大」の横棒の一番左のところです。

地面に見える溝のようなものは、たいまつを置く台で大谷石でできているようです。

「大」の中央には祭壇のようなものがあります。

右はらい左 右はらい右

これは「大」の右はらいの部分を上から見たところです。階段にそってたいまつを置く台がならんでいます。

右はらいの部分の長さは120mあります。横棒は80mで、左はらいは160mもあるそうです(鮫島さん、大きさの情報ありがとうございました)。

大の中央左 大の中央右

「大」の中央のたいまつ台だけは十字型になっています。

向こう側は急傾斜になっていてこわいくらいです。立体写真でその雰囲気を味わって下さい。

大岩 チャート

下山途中、林の木にひっかかったようになっているチャートの大岩を見つけました。そばのかけらを持ち帰りました。

美濃帯の古生代のチャートでしょうか。だとすると3億年もの間、眠っていたことになります。

金閣

金閣左 金閣右

これも有名な鹿苑寺金閣です。こちらは足利3代目の将軍義満が建立しました。

昭和62年に8億円かけて金箔をはりなおしたそうで、とてもきれいでした。

京都駅

新幹線

金閣を見た後、バスを待ちながらの昼食はマック。ところがなかなかバスがこない。やっと来て乗ったらこんどは渋滞。

新幹線の時間がせまる。あと20分。もう間に合わないと判断しバスを降りて表通りへ走る。

タクシーをひろって駅へ急ぐ。5分前にすべりこみセーフ!ハラハラドキドキでした。他の先生方にも心配かけてごめんなさい。


番外:くす玉

くす玉

この日は私の誕生日。帰ったら娘のえりがくす玉をつくって待っていました。


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