2000年地質部夏合宿のページ


2000.8.21 作成

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7月14〜15日、地質部の合宿で山梨県方面へ行ってきました。
以下にそのようすをレポートします。

花崗岩

花崗岩

小淵沢の南のサントリー博物館の南に鉱山跡があるので行ってみました。

あたりには花崗岩がころがっています。

沢

山に入っていくと小さな沢がありました。

一同のどをうるおしています

雲母

「あっ!何か光ってる。」

「ひょっとして金じゃない?」

雲母

砂ごとすくって手にとってみました。

でも残念ながら雲母(うんも)だったようです。

花崗岩の中に入っている鉱物がバラバラになっただけのようです。

宿のお風呂

風呂

宿のお風呂は漢方薬入りの薬湯でした。浴槽は花崗岩でできています。

床は大理石でできていて、壁は鉄平石(てっぺいせき)でした。

長石

鉄平石は安山岩で、おそらく近くにある八ヶ岳のものでしょう。

大きな斜長石の結晶がはいっています。

水晶山

入り口

帰る途中、近藤君に教えてもらった水晶山(塩山市の竹森水晶産地)へ行きました。

ぶどう畑の中を進み、山へはいります。

この山は明治5年から採掘が行われていて、個人(雨宮さん)の持ち物です。

山の採集地

登っていくと10分足らずで崩れた斜面である採集地に着きます。

この崩れた石ころの中から水晶を探すのです。

水晶

「あった!」 手にとってみると透きとおった結晶でした。

水晶は、きちんと結晶した石英のことで、6角柱状になっています。

水晶

「なんかはいってるぞ?!」 ここの水晶には不純物が黒いスジのように入っています。

いわゆる「草入り水晶」です。みんな時間を忘れて熱心に探していました。


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