2000.8.21 作成
小淵沢の南のサントリー博物館の南に鉱山跡があるので行ってみました。
あたりには花崗岩がころがっています。
山に入っていくと小さな沢がありました。
一同のどをうるおしています
「あっ!何か光ってる。」
「ひょっとして金じゃない?」
砂ごとすくって手にとってみました。
でも残念ながら雲母(うんも)だったようです。
花崗岩の中に入っている鉱物がバラバラになっただけのようです。
宿のお風呂
宿のお風呂は漢方薬入りの薬湯でした。浴槽は花崗岩でできています。
床は大理石でできていて、壁は鉄平石(てっぺいせき)でした。
鉄平石は安山岩で、おそらく近くにある八ヶ岳のものでしょう。
大きな斜長石の結晶がはいっています。
水晶山
帰る途中、近藤君に教えてもらった水晶山(塩山市の竹森水晶産地)へ行きました。
ぶどう畑の中を進み、山へはいります。
この山は明治5年から採掘が行われていて、個人(雨宮さん)の持ち物です。
登っていくと10分足らずで崩れた斜面である採集地に着きます。
この崩れた石ころの中から水晶を探すのです。
「あった!」 手にとってみると透きとおった結晶でした。
水晶は、きちんと結晶した石英のことで、6角柱状になっています。
「なんかはいってるぞ?!」 ここの水晶には不純物が黒いスジのように入っています。
いわゆる「草入り水晶」です。みんな時間を忘れて熱心に探していました。