2007.7.17 作成
場所は千葉県の房総半島南部です。高原といっても標高300m程度です。
清澄山のすぐ近くで、大多喜町のはずれの方です。
車で東京から千葉を経由して館山道市原ICでおり、国道297号経由で約2.5〜3時間です。
左の地図はmapionで作成しました。
くわしくは、こちら(Google map)
入口
シーズンの6〜7月は、東から西への一方通行になるので注意が必要です。
地名で言うと「会所」というところからはいっていきます。
駐車場に車を入れました。料金は500円です。
けっこう大きな駐車場でしたが、昨日の台風のためか、かなりすいていました。
駐車場から歩いて行くと、すぐにあじさいが植えてあります。
歩いていくと、なんだかあやしい看板が・・・
「山ヒルは蚊やブヨ除けの防虫スプレーで防げます。靴や足首によくスプレーしてください。」
って、そんなの持ってきてないよぉー!
さらに歩くと、いよいよ道の両側にあじさいが見られるようになってきました。
花が大きくて、大きさが顔くらいあります。
「六地蔵」というのが道ばたにありました。
ヒルにくわれないようにお願いしてみます(?)。
なぜかバナナが植えてありました。
まだ花が咲いていて実は大きくなっていません。
あじさい!
三叉路を右に曲がってお寺の方へ行くと、突然斜面いっぱいのあじさいが!
いったいどれだけあるのでしょう? すごい眺めです。
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歩いているうちに、いつのまにかお寺の境内になりました。
境内はいたるところあじさいだらけです。
この写真は平行法で立体視できます。挑戦してみてください。
奥行きが感じられるでしょう。
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またしてもあやしい看板が・・・
そんなにヒルがでるのでしょうか?
妙法生寺
日蓮宗のお寺です。こちらでお昼のお弁当をいただきました。
お坊さんの話をうかがっていたら、おもしろいこと!
まむしの話でもりあがってしまいました。
お弁当のおはしです。
野球好きには、たまらない名前です(^^)
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お弁当を食べていたら、突如雨かシャワーのような音が・・・
どうやらセミの鳴き声でした。お寺に左のようなセミがかざってありました。
なんと軒下にはセミの抜け殻がさかさになってついていました。
かなり小さなセミです。
展望台
お寺の境内から山を登っていくと展望台があるということで行ってみました。
この写真は登る途中のものです。
ひたすら登るとついに頂上にでました。
海まで見える、いい眺めです。画面中央の白いのは波ですね。
3枚の写真をつないでみました。
180度くらいのパノラマ写真です。
さっきいたお寺のそばの道がずっと下に見えています。
おりる途中、きのこを見つけました。
なんだか毒々しい色ですね。
山の斜面
道をはさんでお寺の向かいにある斜面に登ってみました。
なんだか道は細いですが、なんとか登れます。
この地のあじさい(ホンアジサイ)は、本成院日受上人(1900-1984)の発願によって昭和26年ごろから植えられたそうです。
上人は「南無妙法蓮華経」と唱えながら1本1本植樹され、法華経の文字数である69384本を植えようとしたと言われています。
現在5万本といわれているので、残念ながら達成はしていないようです。
しかし、いったい誰が数えたのでしょうか?! もしかして達成しているのでは?
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斜面の道はときどき細くなっていて、あじさいに埋もれています。
あじさいをかき分けるようにしてすすみました。
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この写真も平行法で立体視できます。挑戦してみてください。
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斜面から降りてきたら、門があって、外にこんな看板が・・・!
「ヒル体験コース!?」でも幸か不幸か、体験できませんでした。
でも、帰りの車中で、なぜか母の足にヒルが吸いついているのを発見しました。
というわけで、本当にたくさんのあじさいを堪能しました。
学生時代から行ってみたかったところなのですが、やっと行けました。