1999.10.11 作成
今年も文化祭と長瀞実習が無事に終わり、ほっとしたところで外出しました。
朝7時前に出たら、連休なのにあまりにもすいていました(京葉道路が館山道につながったこともある)。
そこで早すぎるので、アクアラインのうみほたる駐車場へ行ってみることにしました。
木更津から分岐して海へ向かいます。アクアラインは全長15.1kmで2年前の'97年12月18日に開通しました。
うみほたる駐車場は木更津から5kmの海上にある人工島です。
ここまでは橋で、ここから先はトンネルで川崎側へつながっています。
片道料金4000円だけでUターンすることもできます。
カーナビの4年前の地図にはアクアラインが出ていないので海の上にいることになってます。
左が千葉県、右が神奈川県です。左上のゴール地点が鹿野山マザー牧場です。
うみほたるは5階建てです。下が駐車場で上に売店やレストランがあります。
これは東側の眺めで、1階の駐車場の向こうに資料館「うみめがね」が見えます。9時からなのでやってませんでした。
西側のながめです。多くの船が行き来しています。
中央に白く見えているのは「風の塔」といい、ここと川崎を結ぶトンネルの真ん中にある換気口です。
1階の西側にトンネルを掘ったカッターの模型が展示してありました。
直径14.14mもあり、この刃がついた8機の掘削機が同時に掘ったそうです。
左下のよめさんと比べると、いかに大きいかがわかりますね。
最上階の見晴らしのいいところで記念写真をとりました。
プリクラをとったりおみやげを買ったりして約1時間もいました。
朝早いためすいててよかったです。では、一路マザー牧場へ。
アクアラインについて、さらにくわしく知りたい方は下の千葉県のホームページへ行ってみて下さい
千葉県のアクアラインのページへ
マザー牧場
マザー牧場は千葉県の鹿野山にあります。
高速道路がのびたおかげでずいぶん速く行けるようになりました。園内は広いです。
動物
牧場というくらいですから牛はたくさんいます。牛乳もとっています。
ソフトクリームも食べました。おいしかったです。
朝早かったせいか、らくだはまだ寝てました。おどろいたことにらくだは横になって寝るみたいです。
カメラを向けたらガバっと起きました。
うさぎもたくさんいました。いろんな種類のものがいます。
とてもかわいらしいですね。
「ふれあい広場」では動物たちとふれあうことができます。
手袋をしてうさぎにさわろうとしましたが、なかなかつかまってくれません。やっとつかまえたところです。ぎこちない...
プレイリードッグがいました。
北米大陸の草原の地下に住むリスの仲間です。
花
園内はいたるところに花が咲いています。
サルビアが見事に真っ赤に咲いていました。
斜面には色とりどりのコスモスも咲いていました。
お客さん達からも「きれいねー」という声が...
イベント
こぶたのレースをやっていました。
6匹のこぶたを、会場から募った子供達がおっかけてゴールさせるというレースです。
昔は直線コースをただ走らせるだけでしたが、現在は子供たちも参加させたり賞品をだしたりと形をかえたようです。
巨大迷路がありました。一人400円をはらってタイムカードをもらってスタート。
途中3ヶ所でスタンプを押してゴールです。平均15分から20分ということでしたが、15分で出ました。
羊のショー
昔はなかった「アグロドーム」というのができていて、そこでは羊のショーをやっていました。
わざわざニュージーランドから羊やひつじかいに来てもらったようです。
ショーが始まるといきなりスクリーンが開いてガラス越しに外が見えるようになりました。
すると、牧羊犬が羊の群をコントロールして、橋を渡らせたりするのが見られました。
19種もの羊が一堂に集められています。いろんなのがいるものです。
角があったり、色がかわってたり。食用になったり羊毛をとったりと、需要も多彩です。
羊の毛を刈ったところです。わずか2分くらいで丸刈りになりました。
毛を刈ると1日で皮下脂肪が増えるので、あまり寒くはないそうです。
羊一頭から3kgほどの羊毛がとれました。
大モンゴル博
ちょうど大モンゴル博をやっていました。草原の国モンゴルの展示はマザー牧場にふさわしいです。
来年2000年の6月までやっているようです。
モンゴルの遊牧民の生活を描いた絵です。
こんにちは は サェン バエ ノー といいます。
さようなら は バイルタェ。
ありがとう は バイルラー。
私の名前は○○です は ナマェーク ○○ゲテク です。
ナマェークってのが日本語と似てますね。
モンゴルでは決まった土地を所有せず、1年サイクルで移動生活をしています。
これはモンゴル式の移動住居で、ゲル(家という意味)といいます。
包(パオ)ともいいますが、住居という意味の満州語からきた漢語だそうです。
北西風を避けるため南東に入り口があり、中央が主人か客人の席です。
右側に台所用品があり、女性の座。左に馬具などがあり、男性の座。
ゲルは木とフェルトで出来ていて、組立て分解が簡単だそうです。
羊の乳搾りは羊を並ばせて首をロープで左右たがいちがいににゆわえて、後ろからやるそうです。
そうすると効率よくできるのでしょう。
モンゴルには海がありませんので、塩は岩塩を利用します。
日本では天然には見られませんね。
モンゴル相撲
アトラクションでモンゴル相撲をやっていました。7人の力士がいてお客さんから1人募ってトーナメントでしました。
立会人に帽子を預けてエントリー終了です。
日本とちがって取り組みは決まっておらず適当に弱そうな相手を見つけて始めます。
いつの間にか始まって、時間制限はありません。決着がつくまでやります。
土俵がないのでどこまでいってもOKで、寄り切りもありません。相手を倒すまでやります。
敗者はおなかのひもをほどいて負けを認めます。
勝者はマトイのようなものを飾った祭壇のまわりで両手をひろげて優雅に「鷹の舞い」を踊ります。
勝者は「幸運のお菓子」を立会人からもらいます。会場にもばらまいてくれます。
いよいよ決勝戦。127kgの最重量級のチャンピオンと相撲大学の先生の対戦です。
チャンピオンは日本の小結クラスの実力があるそうです。
一瞬チャンピオンの足が相手の足へとび、相手が倒れました。
モンゴル相撲は投げ技のほかにもいろんなワザがあり全部で600もの決まり手があるとか。足を蹴ってもいいそうです。
また、手のひらだけなら地面についてもいいのですが、この場合はひじもついたので負けになりました。
足を蹴るワザもあるのでブーツをはいています。中はフェルトがはいっていて蹴られても痛くないそうです。
つまさきが丸くなっているのは、草原をいためないためだとか。
チャンピオンの鷹の舞です。
このあと、幸運のお菓子をばらまいてくれ、僕は3つも受け取ったので、となりの人にも分けてあげました。
景色
マザー牧場の一角の展望所からの眺めです。
鹿野山の南側の房総の山々が見えています。
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ステレオ写真です。
上の写真の展望所からやや下を見たところです。
牧場を出てちょっと西へ行ったところで見られる、「九十九谷」と呼ばれる景色です。
昭和63年に「房総の魅力500選」に選ばれました。
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これもステレオ写真です。
「500選」は昭和58年に千葉県の人口が500万人に達したのを記念して決めたのだそうです。
マザー牧場について、さらにくわしく知りたい方は下のマザー牧場のホームページへ行ってみて下さい
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