地球は、地軸を23.4度かたむけたまま太陽の周りを1周しています(公転)。
このとき、地軸の北極側は常に北極星の方向を向いています。
ところが、長い間には、この地軸の向いている方向は、わずかずつ変化していきます。その際、23.4度の傾きは変化しません。
ちょうどコマが傾いてまわっているときの軸の運動や、すりこぎを使うときの動きに似ています。
いまから13000年たつと、傾きが反対方向になり、季節が反転し、夏にオリオン座が見えるようになります。
北極星は、今でこそ星の中のスターとしてもてはやされていますが、将来は地軸の方向からはずれ、ふつうの星になっていまいます。
そして、26000年たつと、またもとの方向(北極星方向)を向きます。
この動きのことを「歳差運動」といいます。
プラネタリウムでは、この軸の動きも再現できるようになっているので、遙か昔のギリシャ時代や、遠い将来の星空も投影できます。