2001.3.26 作成
メシエマラソン Q&Aへの入り口
メシエマラソンは、毎年この時期の新月に近い土日に、滋賀県多賀町のダイニックアストロパーク天究館でおこなわれてきました。
昨年からは、ここ福島県の滝根町にある星の村天文台や神津牧場でも同時開催となりました。
天文台の台長の大野さんのあいさつです。
「今世紀最初のメシエマラソンです。みなさん、がんばってください」
滝根町の教育長の白岩氏のあいさつです。
「この町は2つの鍾乳洞をかかえ、年間60万人の観光客がきます」
天文雑誌「星ナビ」の編集員大川氏があいさつします。
「豪華賞品を用意しています」
位置について、よーい
天文台の東側に陣取りました。でも東側に山がせまっていてあまり見晴らしはよくないです。今回も手動導入でがんばります。
我がチームは、手動の赤道儀に冷却CCDをつけてその場で撮影し、画像処理をしてインターネットで中継するという暴挙を今年も行いました。石川カツヤが左写真の望遠鏡で見つけて、CCDで20秒間撮像します。撮像が終わると大川君にネットワーク経由で画像を渡します。すると大川君がステライメージ3で画像処理し、携帯電話で画像をアップし生中継しました。
スタート!!
途中経過の撮影画像は別ページにまとめました。
午後9時半、突然西から雲がやってきて、完全に曇ってしまいました。
みなさん休憩をとったり、宴会モードに突入したりしています。
はたして天気が回復することはあるんでしょうか?
午後11時ころ、ちょっと晴れてきました。
また外へ出てマラソン再開する人多し。
このまま朝まで突っ走れますよーに!
午前0時半ころ、雲が厚くなり再び中断。
すでに寝てしまっている人や、呑みに走っている人、恨めしそうに雲を見上げている人など。思い思いの状態になっています。
午前3時ころから、またまた晴れてきました。
いったん機材を撤収した人も、またまたマラソン再再開。こうなると気力・体力勝負です。
午前4時半ころ、雲が多くなりまたまた中断。
雲間を狙う瞬発力が試される、過酷なマラソンとなってきました。
午前5時過ぎ、雲が厚い中であたりが明るくなって終了しました。
途中で寝てしまった人も多かったですね。
結果は、手動の部門では今谷さんの64個でした。
石川は61個で、ついに同会場の手動部門でトップを譲ってしまいました。
自動導入部門の1位は安藤さんで、なんと92個でした。
わざわざ新潟からいらっしゃったそうです。
初心者だそうですが、一生懸命準備してがんばったそうです。