去る11月15日(土)夜におうし座γ星の接食がありました。以下にそのようすを報告します。なお、これは前回のアルデバランの接食(2月15日)の復讐戦です。
16時頃、観測地である千葉市稲毛海岸の海浜公園に到着。西の空の雲は一部がきれていて夕焼けがでていた。これなら期待がもてそう。
観測に使用する高橋製7.8cm屈折望遠鏡8台をおろしているところ。これらを100mおきに並べる。
ケーブルを展開しているところ。ラインは合計700mもあるため大仕事だ。今回はm表示があったので観測ポイントをきめるのは楽だった。
物理部+αの方々がハード面で今回もサポートしてくれた。ケーブル展開やスイッチ・コンピュータの調整などで活躍してくれた。
腹がへっては戦はできぬ。恒例のコンビニ弁当で腹ごしらえ。みんなでワイワイ食べればさめていてもおいしい?
一緒に観測する方々が到着し、あいさつをかわしている。左から上山氏、平田氏、アキラ氏。
広がっていた雲は風で流れ、晴れ間が広がった。夏の大三角も見え、まばゆいばかりの満月(左上)が昇ってきた。いつになくいい天気!おもわず笑みがこぼれるアキラ氏と上山氏
8台の望遠鏡を操る、わが精鋭たちの姿です | ![]() |
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![]() (顔が切れてごめん) |
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さあ、月も高くなって雲もぬけた。かくされるべき星も望遠鏡でとらえた。スイッチのチェックも終わって準備万端ととのった。あとは現象を待つだけ。写真の後ろ姿は落くん。
すると突然雲が...まさか!! 信じられないことにあと30分というところで雲がやってきて、あっという間に月をのみこんでしまった。月はそのまま厚い雲に覆われて、2度と顔を出すことはなかった。
片づけを1時間弱で終えて記念撮影。このあと各自帰路につく。次回はいつどこで...?疲れ切った部員たちは翌日の片づけにもほとんど参加できなかった。この写真はアキラ氏が撮影。