流星群翌日以後のページ

1998.11.19作成 11.29更新

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結局日本ではあまり見られず、大西洋方面で流星雨が見られたという残念な結果でした。

その後のQ&Aを集めてみました。参考にしてください。

天文気象部の五十嵐先輩が撮影した流星です。28mm広角で伊豆で撮影したそうです。


このページはあなたからの質問でつくられます。

しし座流星群 Q&A

Q26:翌日でも見えるの?(小鮒勝博さんより)

しし座流星群の活動期間は極大日だけでなく前後2週間ずつくらいあります。
ですから翌日でもその次の日でも見ることはできます。4時頃から見て下さい。
ただし、数の方は極端に減ります(1時間に5個程度)ので、長い時間見ていないと見られません。

Q27:来年も見えるの?(清水悦男さんより)

しし座流星群そのものは見ることができます。大出現になるかどうかはわかりません。
過去の記録から見ると、大出現は33年ごとで2年連続で見られたことも多いので期待はもてます。
おそらく来年も今年同様のフィーバーが起きることでしょう。

Q28:火球から煙がたつように見えたのは?(福島晃江さんより)

流星が尾をひくように見えたり、あとに煙が残ったように見えますが、これを痕(こん)といいます。
流星物質は速い速度(秒速数十km)で落下するために、大気と摩擦が起き、大気を電離させ光らせます。
よく見ているとだんだん痕の形がくずれていきます。そのことで上空の大気の流れがわかります。

Q29:今度ふたご座流星群がくるってきいたけど?(清水さおりさんより)

はい、12月13か14日の夜に見られます。しし座流星群とちがって毎年安定した数がみられます。
だいたい1時間に30個程度見られます。そのほかにも、1月4日の明け方のしぶんぎ流星群、
8月13日の夜中のペルセウス座流星群などが毎年数多く見られる流星群として有名です。
正月と盆休みなので都合はいいし、空もきれいなのでぜひご覧ください。

Q30:しし座流星群の流星がよく痕をのこすのは?(有山智雄さんより)

しし座流星群は、他の流星群に比べて地球に飛び込んでくる速度が大きく(秒速約70km)なっています。
そのために大気をよく電離させ、痕がよく見えると考えられます。

Q31:火球には、他の流星と違って色がついていたのは?(福島晃江さんより)

星も明るいものは、色がわかりますね。オリオン座のベテルギウスは赤、リゲルは青白く見えます。
2等星以下の星は色がわかりませんが、望遠鏡で光を集めて見ると、やはり色がついて見えます。
人間の目は暗くなると色がわからなくなるのです。部屋を暗くして実験するとわかります。


質問やリクエストがありましたらメイルか伝言板にお書き下さい。

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