1998.4.5 作成
メシエマラソンは今回で6回目です。毎年この時期の新月に近い土日に、滋賀県多賀町のダイニックアストロパーク天究館でおこなわれます。
開会式
今年はスカイウオッチャーの編集長川口氏が欠席でしたので、新人編集員の須藤君があいさつしました。
天究館館長の米田さんのあいさつ。「毎年やってるとだんだん空が明るくなるのがわかるでしょう。一年に一度くらいはゆっくり星を見てください。」とのことでした。
準備
今年はより大口径化と自動化が目立ちました。今回は自動と手動のカテゴリーを分けました。どちらが強いかは状況によって異なると思われますが、おそらく自動の方が強いでしょう。
毎年来ている国際光器のみなさん。今年も大口径のものを持ち込んでいました。
第3回から親子で参加しているおとなりさん。大口径ドブに双眼鏡のファインダーをつけてがんばっています。
本番
我がチーム(石井・石川組)は、手動の赤道儀にCCDをつけてその場で撮影し、画像処理、プリントまでして模造紙にぺたぺたはりつけるという暴挙にでました。暗がりでやっていたためにあまり認知されず、うけなかったのが残念でしたが、思っていたよりもうまくできました。石川が左写真の望遠鏡で見つけて、CCDで20秒間撮像します。
撮像が終わるとそれをフロッピーに入れて石井晃一郎氏にわたします。すると石井氏はステライメージで画像処理し、プリ王というソフトでシールに印刷します。それを壁にはった模造紙にはりつけていくという計画です。前半夜はくもりがちだったこともあって撮像に処理が追いついていましたが、後半夜は夏の天の川周辺のラッシュに処理が追いついていけませんでした。
結果
結果は107個中85個(撮影は84個)でした。前半の曇りのためM31などをロストしたこと、および時間が足りなくて明け方の対象が全部とれなかったことがひびきました。やはり撮像も一緒にやるのはたとえ20秒とはいえ大変でした。処理の方も地獄の忙しさだったでしょう。石井さん、ごくろうさまでした。
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