すばる食生中継のページ
2006.12.30作成
2007.1.8更新 2007.11.16修正
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生中継は12月31日の夜9時ごろ終了しました。
すばる食生中継
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- ここには最新の画像をアップしてあります。
- 全画像は下のリンクで見に行けます。
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- ビデオ(3分半)を下のリンクで見られます。
- (ダウンロードは右クリックから「対象をファイルに保存」してください)
- wmv形式(13MB)
- mpeg2形式(かなり大きいです。126MB)
すばる食とは?
- 月は地球のまわりを約27日で一周しています。
- そのため27日ごとにある星に近づいたり離れたりします。
- ときには星を隠すことがあり、これを星食(えんぺいとも言う)といいます。
- 1等星でそのようなチャンスがあるのは、スピカ、レグルス、アンタレス、アルデバランの4つです。
- 今回はすばるが隠れるので、すばる食というわけです。来年も見られます。
- 上の画像は31日の東京での予想です。
すばる食のデータ
- 東京での予報時刻
ケレーノ5.5等 | 潜入 18:18 |
エレクトラ3.7等 | 潜入 18:28 |
タイゲタ4.3等 | 潜入 18:39 |
マイア3.9等 | 潜入 18:53 |
エレクトラ | 出現 19:02 |
アステローペ5.8等・6.4等 | 潜入 19:03 |
ケレーノ | 出現 19:32 |
タイゲタ | 出現 19:56 |
マイア | 出現 20:06 |
アステローペ | 出現 20:17 |
- 隠れたり出現したりする時刻は場所ごとに異なります。
- おもに西の地方ほど早く、東の地方ほど遅くなります。
中継の準備のようす
- 望遠鏡にデジタルカメラやCCDをつけて月とすばるを撮影します。
- やることは次の3つです。
- @デジタル一眼で撮影し、ホームページにアップする。
- AカラーCCDでアップの画像をビデオ撮影する。
- BモノクロCCDで全体の画像を撮影する。
- 今回は屋上の出口にPCを設置し、望遠鏡やカメラをコントロールします。
- @デジタル一眼はPCからの指令で自動的に10分ごとに露出をかえて7枚撮影します。
- 撮影した画像は自動的にPCにためられますので、あとは画像処理してアップするだけです。
- ACCD画像は2つのビデオカメラに送られてくるのでそれを録画します。
- 2つのCCDのモニター画像は、切り替え器のスイッチで選択できます。
- B望遠鏡のコントロールもPCからの制御で行い、すばるを追いかけます。
- 準備は久々に帰宅した息子にも手伝ってもらいました。
- いったん設定したら、以上のことは外に出ないでコタツに入ったままできます。
- こんなことは、ひと昔前はプロの天文台でしかできませんでした。便利になったものです。
- 機材とPCや電源コンセントをつなぐ配線です。すごい数ですね。
中継のようす
結局カメラとビデオは別々の望遠鏡にしました。
シャッターきったときに少々ゆれるのとわずかに向きを変えたいからです。
手前がビデオ、向こうがデジタル一眼カメラをつけた望遠鏡です。
ビデオカメラや時報用の電話、望遠鏡のコントローラなどがのっています。
パソコンの本体上にあるのはビデオのコントローラとモニターの切り替え器です。
パソコンの画面です。現在のようすの星図、望遠鏡のコントローラ、カメラのコントローラをつけてます。
カメラの撮影は10分ごとに自動的にでき、画像は決められたフォルダにしまわれます。
あとはそれを画像処理してサーバに転送するだけです。
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