日記のページ
6月16日(第1日目)
1時間目の授業を終え、自習課題を準備して11時頃学校を出る。
帰宅後、最後の荷物点検とパッキングをした。全部で70kg!!
午後4時、成田空港第2ターミナル到着。集合場所へ。
出国手続き後、空き時間でパソコンをつなごうと公衆電話に接続したがだめだった。
午後6時半、18:55発のJAL香港行きに搭乗する。
ジンバブエへの直行便はないので、香港と南アフリカのヨハネスバーグで乗り継いで行く。
さて、滑走路に着き、定刻18:55に出発と思いきや、なかなか出発しない。
と、突然放送が...
「自動航法装置が異常なので整備のため戻ります」とのこと。
飛行機は、我々を乗せたまま整備庫へ行き、部品交換を始めた。
「ガガガガガ・・・」不安顔の我々のことを知ってか知らずか、部品交換の音がこだました。
私は「飛行機かえてくれ〜」と心の中で叫んでいた。
結局1時間半遅れで飛行機は成田を飛び立った。
問題は香港でのトランジットだ。もともと余裕は1時間半しかないので、間に合うはずもない。
ところが、驚いたことに、香港に着いたのは定刻の55分遅れ。
飛行機って早く飛ぼうと思えば飛べるものらしい!?
それでも出発まで30分しかない。我々は待ちかまえていた空港職員に案内され、空港内を走った。
胸にシールを貼られ、エレベータや秘密のドアなどを次々にくぐり抜け、近道をした。
ここでなぜか顔見知りのM井氏と一緒だった(別のツアーなのに)。
最後はダッシュで搭乗口に到着(23:40)。23:55発なので間に合った!!
さて乗ろうとすると、「実は席がたりない」という。
予約をとりすぎていたらしい。15人のツアーが分断されることになった。
乗れるのは8人。7人は残されることに...添乗員は一人なので、どうなるかわからない後発組にのこる。
添乗員のSさん、私に書類などを渡して、「私が行くまでがんばってください」ですと。
「う!こんなことならちゃんと英語を勉強しておくんだった。観光ガイドも目を通しておくんだった」
私は頭が混乱したが、なんとかもちなおした。
8人の選び方で一瞬悩んだが、年齢順ということにして航空券を分け、ギリギリで飛行機に飛び乗った。
後発隊は飛行機がないので、スイスのチューリッヒ経由でヨハネスバーグへ向かうという。
ヨハネまででまる1日かかるという。なんて遠回りな・・・
さてとにかく、アフリカへ向かう飛行機には乗れた。安心したところで、本日2度目の夕食。
日本時間ではもう夜中の2:30。眠くて食欲はないが、なんとか食べた。
今日は夜が長い。なにしろまだアフリカでは19:30で宵の口だ。
太陽を追いかけていくので、今日は1日が31時間あることになる。
灯りを消されたが、英語になれるため、映画を見たあとで眠った。
夜中にふと目がさめて外を見たら、星がきれいだった。
地平線の上にあるカシオペヤ座が、WではなくMになっていたり、白鳥座が真横になっていることで南半球だと感じた。
どうやらマダガスカルの手前にいるようだった。
夏の大三角がへんなかっこうでひっくりかえっていた。
南半球に来たんだと思うと、なんだか妙に安心したが、今日のトラブルはまだ序章にすぎなかった・・・
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