2001.6.10 作成
6月21日にアフリカで皆既日食があります。 Q&A募集中
日食は、太陽が月によって隠される現象で、めったに起こらない珍しい現象です。
ただし、めったに起こらないというのは、同じ場所での話であって、地球のどこかで年に1〜2回は起きています。
要するに月の影が地球に落ちるわけで、その影の中に入った人だけが日食を見られます。
日食には皆既(かいき)日食、金環日食、部分日食の3種類があります。
皆既日食は月の方が太陽よりも大きく見えているとき、太陽が完全におおわれるときに見えます。
そのとき、昼間なのにあたりは夜のように暗くなり、星も見えます。
金環日食は太陽の方が月よりも大きく見えるために、月のまわりに太陽がはみ出して見えます。
部分日食は、太陽と月が完全には重ならないときに見えます。
太陽の表面を「光球」といいます。ここから熱や光が出ています。
光球面にはところどころ「黒点」が見られます。
光球面のすぐ外側には、太陽の大気層である「彩層」があります。
彩層は鮮やかなピンク色をしているので、この名がついたようです。
そこから上に、ところどころ炎のように見える「プロミネンス(紅炎)」が見られます。
さらに外側には真珠色に淡く輝く「コロナ」がひろがっています。
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連続写真です。 | ![]() |
重なる瞬間、ダイヤモンドリングが見えます。 |
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コロナがひろがっています。 | ![]() |
彩層はピンクの大気層です。 |
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プロミネンスが噴き出しています。 | ![]() |
まわりに惑星たちも見えます。 |
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まわりが夕焼けのようになっています。 | ![]() |
皆既の始めと終わりにシャドウバンドが見えます。 |
最初の欠け始めを「第1接触」といいます。
皆既になる瞬間が「第2接触」、皆既の終わりが「第3接触」です。
欠け終わる瞬間が「第4接触」です。
今回の日食は、図の赤いライン上で西から順に見られます。
国としては、アンゴラ、ザンビア、シンバブエ、モザンビーク、マダガスカルです。
私はジンバブエの首都「ハラーレ」の北方200kmのチマンダ中学校(図の×印)で観測します。
ほかにも、ザンビアやマダガスカルへ行く人々がいるようです。
日食の全過程を図にしてみました。
右上から左下へと太陽が欠けながら動いていきます。
太陽は左下から欠けてゆき、皆既を経て、月は右上にぬけます。
第1接触13:51、第2接触15:14:59、第3接触15:18:21、第4接触16:29:30です。
皆既の継続時間は3分22秒です。
南半球なので、日本と違って太陽が左下へ沈んでいきますね。
6月16日[NEW] | 夕刻、成田空港から出発 深夜、香港乗り換え |
6月21日[準備中] | 日食当日 |
6月17日[準備中] | 早朝、南アのヨハネスブルグ着 動物公園観光後、ジンバブエへ |
6月22日[準備中] | ビクトリアフォールズへバスで移動 |
6月18日[準備中] | バランシング・ストーン観光 | 6月23日[準備中] | ビクトリア滝観光 午後、飛行機でバンコクへ |
6月19日[準備中] | グレート・ジンバブエ観光 | 6月24日[準備中] | 昼、バンコク着後、市内観光 深夜、飛行機で成田へ |
6月20日[準備中] | ホテルから200kmのところにある 観測地へバスで下見 |
6月25日[準備中] | 早朝、成田空港到着 |
Tシャツに自分の写真をプリントしてみました。
2枚つくってあり、左がおもて、右がうらです。
「売り物になりそう」などと自己満足に浸っています。
ほしい人はいるんだろうか?