入院日記のページ


2001.12.25 作成

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12/18(火) 7階と13階

日の出

 *今日も日の出を見た。今日はK沼くんには鏡で反射させて見てもらった。

  昨日とほぼ同じ場所から日の出となった。もう冬至が近いので位置変化は少ないようだ。

 *7階と13階のちがいをまとめてみた。関係者以外は見てもつまらないと思うが、別ページで。

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 *中学・高校時代の同級生の下野くんが来た。レストランで一緒にミニとろろ丼を食べた。

 *同室のSくんはトラックで新聞配達の途中、正面から来た右折車につっこんでしまったそうだ。

  右手と左足を骨折したほか、頭も打っていて、顔の右半分の表情がかたまっている。

  ベッド上で安静にしていなければならず、首をおこしてもいけないらしいが、

  歩いてトイレに行ったので驚いた。

  

12/19(水) 腕相撲?

 *朝、M丸さんが来て、採血をするというので、テーブルに右ひじをついて思わず「腕相撲しましょ」と言ってみた。

  すると、「あー、それ、心にグサッとつきささった。失礼よね。」と言われてしまった。どうやら筋肉質なのを気にしているらしい。

  でも、自分で「石川さんよりも筋肉多いでしょ」と言って笑っていた。

 *この2日間休んでいた担当看護婦のA沼さんが来て、僕の顔を見るなり「ああ〜!!」と絶叫した。

  髪の毛がなくなったのを見て驚いたのだそうだ。こっちの方がびっくりしたなぁ、もう。

 *X線検査があった。I 先生によれば、特に変化はないとのことで、これで安心して転院できることになった。

  血液の炎症反応もリハビリが始まってやや上がったが、徐々にではあるが、また下がってきているとのこと。

 *今日の準夜勤の担当は I 井さん。

  夜のタオルを配りに来たが、他の人にはあげておいて、「石川さんは自分で顔洗いに行けるからあげない」と省略されてしまった。

  また、21時すぎまであかりをつけていたら、部屋の外にあるおおもとのスイッチを消されてしまった。きびしー。

 *もと同室で、僕の転院先の病院へ先に転院したイチカワさんからメールが来た。

  どうやら僕のベッドは、またイチカワさんと同室で向かい合わせになるらしい。看護婦さんに聞いたのだそうだ。

  すごい偶然だ。こんなこともあるのかと驚いた。まさかイチカワさんがお願いしたわけではなかろうが・・・。

  

12/20(木) 転院準備

 *I 田さんが明日は休みだというので、お別れのあいさつをして手紙を渡した。

  飼い猫にかまれて左手をケガしたこともあるのか、このところ笑顔を見せてくれなかったが、久々に笑ってくれてよかった。

 *午後、この病院での最後のリハビリに行った。S浦先生も最後だということで気合いを入れてやってくれた。

  しっかり力を入れて足の曲げ伸ばしをやってくれた。彼にも感謝の手紙を渡した。

 *保健室のS藤さんとY口さんがいらっしゃった。Y口さんにヒマラヤの写真と石をいただいた。

  氷河地形がはっきりわかる写真と、結晶片岩だった。授業の役に立ちそうだ。

 *最後のお風呂にゆっくりと入った。この病院での垢をすべて洗い流すように・・・。

 *またしばらく食べられないであろう「ざるそば」を食べにレストランへ行った。

  とにかく明日の転院にそなえてやりたいことをすべてやった感じだ。

 *13階の同室の人や看護婦さんに別れのあいさつをしに行った。残念ながら看護婦さんは全員はそろっていないが。

  N宮さんに「ホームページ見ましたよ」と言われて驚いた。教えてないのに誰から聞いたんだろう? でもうれしかった。

 *夜、同室のみんなでケーキパーティーをやった。お互いにはげましあって別れのあいさつをした。

  また、夜中までかかって、ほかの看護婦さんやお医者さんにも感謝の手紙を書いた。

  


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