入院日記のページ


2001.11.14 作成

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10/31(水) 体重計

 *看護婦のM本さんに筋肉の図を見せていただいた。

  これをもとにして伸ばしたりマッサージしたりしてみよう。

 *リハビリで片足に体重の4分の1をかけてよいということだが、いったい今の体重はいくつなのだろう?

  ということで、看護婦のIさんにたずねてみた。

  「今の体重をはかる方法はありますか? 寝たままはかれる体重計とか・・・?」

  「車椅子ごと乗って、あとで車椅子の分だけひけばいいんじゃない。理科の先生でしょう、それくらいわかるでしょうに

  ・・・ぐうのねもでない。そんな体重計があるとは思わなかった・・・

  「理科の先生でしょう!」というのは彼女の得意フレーズだ。前にも車椅子へ移るときに足をついていたら、

  「足ついてたらだめでしょ。免荷ってことは力がかかっちゃいけないんだから。理科の先生ならそれくらいわからなきゃ」

  といわれてしまった。

  でも、よく考えたら、骨盤にかかる力を考えたとき、足をついていても、足の重さまでなら床にかかってもいいはずではないか。

  で、翌日、「理科の先生として考えたんだけど、足1本分までなら床にかかってもいいはずだと思う」と言って反撃に成功した。

  しかし、もっとよく考えてみると、それもまちがいだと気づいたが、だまっていようっと。

  で、結局体重はというと、車椅子ごとはかったら81.6kgだった。車椅子は20.1kgだったので体重は61.5kg。

  夏休み中の体重と変わらなかった。リハビリが始まってからおなかがすいて間食していたので心配していたのだが。

  リハビリ前は残していたので、やはり体の方で使用したエネルギーに対して自動的に調節しようとしているんだろう。

 *夜10時頃、ももの内側の筋肉を伸ばすために、あおむけになって、ひざをまげた状態で開いたまま寝てみた。

  もちろん、大きく開くと痛いのでひざの下に枕をはさんで寝ることにした。

  夜中の2時頃、目が覚めたら、ももの内側はかなり楽になっていた。

  その後、4時頃まで、ももの前の筋肉を伸ばしたりマッサージしたり自己整体。

  ついに筋肉のつけねの痛みはなくなり、筋肉そのものの筋肉痛だけになった。

  

11/1(木) お風呂の値段

 *朝、かなり楽になっており、痛みがとれたということで、予約していたMRI検査をキャンセルした。

 *この間の痛みについて考えたことをまとめてみた。くわしくはこちら

  リハビリのS浦先生にこれを見てもらい、今日は伸ばしてもらうだけにした。とてもていねいにやってくださった。

  主治医のI先生にも見せてわかっていただいた。なお、横向きやうつ伏せにも積極的に取り組んでよいとのこと。

 *同僚のOさんと、友人のS藤くんがあいついでやってきた。ここ2日来客がなかったのでうれしかった。

 *先日、看護士のT川さんが、こんなことを言っていた。

  「病院の看護も全部料金制にするといいんですよね。たとえばナースコールを一回押すと100円。

   患者も覚悟して押すだろうし、看護婦も喜んでくる・・・どうです?

   ところで、例の寝たまま入れるエレベータバスの入浴だけど、1回いくら払います?」

  「そうだなぁ、今時温泉に行っても1500円はするしなぁ。あれはすごい設備だし、洗ってもらえるんだから・・・3000円!」と僕。

  「でしょー、石川さんはやっぱ患者のカガミですねぇ。イチカワさんたら、600円だっていうんですよ!

   一生懸命入れてあげたのにヒドイと思いません?」

   イチカワさん、これを聞いてあわてて2000円に訂正してた。

  「えー? かわいい看護婦さんに洗ってもらうんならもっと出すんじゃない?」 と追い打ちをかけたのは意地悪だったかな?

 *残念ながら、夜にはいってから右足に痛みがでてきたので、結局痛み止めを飲んでしまった。

  


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