入院日記のページ


2001.10.10 作成

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体温の変化

 *体温がどんなふうに上下しているのかをグラフにしてみた。

  「以下のグラフを見て、わかることを3つあげてみよ。」

  という問題ができそうだ。

 

 *なお、ロキソニンというのは痛み止めの薬。

  9月28日が内固定の手術日。

  10月2日が膀胱カテーテルを抜いた日。

 

 

 [仮説 1]ロキソニンには解熱効果もある

  飲んだ直後の検温では、ほとんど体温が下がっているように見える。

  10月2日夜は下がっていないが、これは3日に高熱がでたことを考えると、急に上昇させない効果はあったのかもしれない。

  ただ、10月3、4日のグラフは、ロキソニンで下がったのか、もともと日中だから上がって夕方下がったのかがわからない。

  そこで10月5日は時間をずらして飲んでみようと思った。

 

 [仮説 2]だんだん体温のピークが下がってきている

  10月3、4日とだんだん体温が下がっている。この分だと5日には38度くらいにはなるだろう。

  ただ、下がりっぱなしにはなるはずもないだろうが・・・。

 

 [仮説 3]ロキソニンの効いている時間が短くなる

  最初はまる1日効いていたのだが、10月3日から1日もたなくなった。

  ただ、この2日は高熱を出していたので、そのためにもたなくなったのかもしれないとも思った。

 

 以上3つの仮説に対して、その後の変化を見て検証してみた。

 

 

 [検証 1]ロキソニンには解熱効果もある

  10月5日以後も、飲んだ直後の検温では、ほとんど体温が下がっているように見えた。

  また、10月6日夜に短い間隔で飲んだら劇的に下がり、8日に間隔を長くしたら上昇した。

  これらの変化は、日中、夜間に関係なく、ロキソニンとの関係だけで決まっているように見える。

  以上より、体温が下がるのはほぼロキソニンの服用効果と考えることができる。

 

 [検証 2]だんだん体温のピークが下がってきている

  やはり10月5日は37.9度まで下がった。その後も6日に足踏みはしたが、だんだん体温が下がっている。

  ただ、ロキソニン服用の間隔が短くなったためかもしれないという疑問は残った。

 

 [検証 3]ロキソニンの効いている時間が短くなる

  これは5日以後も顕著に現れた。半日たつともう効かなくなった。

  体が痛み止めになれてしまったのかもしれないとも思った。

 

 以上、なかなかおもしろかった。

 


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