2002.4.18 作成
左上が東北道(たて)と磐越道(よこ)がクロスする郡山ジャンクションです。
まず滝根町の星の村天文台でメシエマラソンに参加しました。
翌日は右下の小野町で桜などを見てから、左上の三春町の滝桜を見て泊まりました。
3日目に地蔵桜と不動桜を見て帰ってきました。
夏井の千本桜
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小野町を流れる夏井川の両岸に2kmにわたって桜が植えられています。
「夏井の千本桜」として有名です。駐車場に入るための渋滞が発生していました。
鯉のぼりと桜というのも妙な組み合わせですね。
右下は、磐越東線の夏井駅付近を走るあぶくま号です。
諏訪神社の翁媼杉(おきなおうなすぎ)
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奈良時代宝亀11年(780年)に植えられたとされる国指定天然記念物の杉です。
当時、反逆した城主を征伐しに来た藤原継縄(つぐただ)が必勝祈願をするために社を築いて杉を植えたのだそうです。
樹齢1200年余り、根回り21m、高さはなんと60mです。
向かって右が翁杉(おじいさん)、左が媼杉(おばあさん)です。
小野小町生誕の地
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平安時代の歌人にして絶世の美女、小野小町はこの地で誕生したといわれています。
碑が建っていましたが、まわりは駐車場だけで、みやげ物屋も資料館もなく、前に説明を刻んだ石があっただけでした。
碑はハンレイ岩(黒みかげ)でできています。白いのは斜長石の結晶です。
リカちゃんキャッスル
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小野町の観光名所、リカちゃんキャッスルです。
今の女の子たちが喜ぶのかどうかあやしいですが、親の世代は喜びそうですね。
もちろん中には入りませんでした。
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すぐそばの弁当屋さんではリカちゃん弁当を扱っていました。
どうやらお子さま向けですので、注文はできませんでした。
なんだかおまけつきみたいで見本も飾ってありました。
高山のしだれ桜
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小野町にある「高山のしだれ桜」です。上は立体写真です。
品種はエドヒガンザクラで、樹齢は400年です。
根回り4.2m、高さは7.3mです。
三春の滝桜
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梅・桃・桜の3つがほぼ同時に咲くことから「三春町」の名があるそうです。
左の写真はなんとなく三春町らしい風景ですね。
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国指定天然記念物「三春の滝桜」の立体写真です。
推定樹齢1000年以上、根回り10.5m、高さ12m、枝は東西22n、南北17mです。
花は紅色でエドヒガン系の紅枝垂です。滝が流れるようなので滝桜の名があります。
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日本の3大桜のひとつで、あとの2つは山梨県武川村の神代(じんだい)桜、岐阜県根尾村の淡墨(うすずみ)桜です。
このHPの別のところに出ています。
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夜桜も撮影してみました。夜10時まではライトアップしています。
ライトは黄色いので、消えた後の方(右)が写真を撮るにはいいですね。
写っている星は左上がふたご座のカストル(右)とポルックス(左)、桜の中やや左のが木星です。
地蔵桜
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郡山市中田町にある市指定天然記念物で、推定樹齢は370〜380年です。
根回り6.3m、高さは16mあり、直径18mに広がっています。木の下に地蔵堂があるので地蔵桜といいます。
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紅色の花が咲くので、紅枝垂(べにしだれ)地蔵桜とも呼ばれます。
見頃は5月初旬とのことでしたが、今年は早くて今が満開でした。
滝桜の娘ともいわれます。
不動桜
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郡山市上石にある「上石の不動桜」です。
推定樹齢350年、根回り5.3m、高さ16m、枝の範囲は18mです。
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下に不動明王を祀っているお堂があるために不動桜という名がつきました。
このお堂は幕末に寺子屋として使われたそうで、壁などに当時の落書きが墨で書いてありました。
これも滝桜の子孫であるという説があるそうです。菜の花も満開でした。
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不動堂の屋根からしたたる雨だれが敷き石に穴をあけていました。
まさに「雨だれ石をも穿つ」ですね。